4点式シートベルトは車検に通らない?その理由とは

HOME > プロが教える!マイカー整備の基礎知識

4点式シートベルトは車検に通らない?その理由とは

車のシートベルトを4点式のものに変更していると、車検に通らないといわれています。実際のところどうなのか、理由も含めてご紹介しましょう。

181005-2.jpg

4点式シートベルトとは

一般的な自家用車の運転席や助手席に装備されているシートベルトは3点式といい、肩口の1点と腰の2点の計3点で身体を支える仕組みになっています。後部座席の中央や、バスの座席などでよく見られる腰の部分にのみ支点があるシートベルトは2点式です

これらに対し4点式は両肩の2点と腰の2点、計4点の支点を持つシートベルトです。多くはレーシングカーなどに装備されているもので、2点式や3点式に比べて身体をより確実に座席に固定できるという特徴があります。

車検に通らない!

レーシングカーに採用されるシートベルトなら安全性も高くて、問題ないのではと思う方もいるかもしれません。しかし、4点式シートベルトに交換していると車検には通りません。理由は国土交通省が定める道路運送車両法の保安基準を満たさないためです。条項はいくつかありますが、主に次のようなものに抵触してきます。

★容易に着脱することができ、かつ、長さを調整することができるものであること
★通常の運航において当該座席ベルトを装着した者が、その腰部及び上半身を容易に動かし得る構造のものであること

これらの保安基準に関連して、実際に問題がある理由をもう少し詳しく説明しましょう。

身体の動きが制限される

レーシングカーは常に高速で走行し、カーブも極力速度を落とさず曲がるため、ドライバーの身体には常に大きな慣性や遠心力がかかっています。

4点式シートベルトは激しい動きの中でも、ドライバーの身体がシートから離れないように確実に固定する目的で作られているのです。

これに対し一般的な自家用車では、運転中にレーシングカーほどの大きな慣性力がかかることは想定されていません。また運転中は安全確認や機器操作のために、座席の中である程度身体を動かせる必要があります。

身体をシートにガッチリ固定する4点式シートベルトではこれらの動作が行えず、運航に支障をきたすというわけです。

衝突事故の際に危険

現在主流になっている3点式シートベルトは、衝突の際にまずベルトのテンションをロックし、次の瞬間には適度に緩みを発生させてドライバーの身体を守る機構になっています。

このタイプのシートベルトは、基本的にはエアバッグとの併用を前提としています。4点式シートベルトでは、常に身体を固定しているために緩みは発生せず、エアバッグが意味を持たなくなってしまいます。

代わりにレーサーは、頭部や首などを保護するサポーターとヘルメットを装着しています。それぞれ衝突時の想定も異なっているため、自家用車での4点式シートベルトはかえってドライバーへの安全性を欠いてしまうというわけです。

車検の際は保安基準を満たす状態に

車検に通らないということは、その状態で公道を走ることができないということでもあります。4点式シートベルトを装着して走行が許されるのは、サーキットなどのクローズドな環境に限られます。公道を走る際や車検の際には、3点式のシートベルトを装備して保安基準を満たす状態にしておく必要があります。

車検のご相談はラチェットモンキーへ

シートベルトの確認も含め、車検に関することならラチェットモンキーへご相談ください。お客様第一主義のラチェットモンキーでは、わかりやすい説明と予算に合わせた最適なご提案をモットーとしています。

国家一級や二級自動車整備士の資格を持つ凄腕のメカニックが多数在籍しており、車検は土日や祝日でもOK。作業の様子をお客様にご確認いただきながら実施する立ち合い車検も行っています。

車検以外に定期点検や板金塗装、車両の買い取りなどにも対応。自動車保険に関する相談も随時受け付けています。ウェブサイトではわずか10秒で行える車検見積からオイル交換等の予約まで、手軽に行うことができます。

土日・祝日も車検OK!車検ご予約はこちら
10秒でカンタン見積り!車検見積はこちら
【ラチェットモンキー 店舗のご案内】

ラチェットモンキー 東バイパス本店
高松市伏石町513-1
TEL:087-864-5015

ラチェットモンキー ルート32号店
高松市西山崎町927-1
TEL:087-806-0032

ラチェットモンキー 屋島店
高松市高松町斉田2554-41
TEL:087-818-0380

2018.09.06│車検