車検証を紛失！再発行の方法や必要書類を解説

車検証を紛失すると、車の運転だけでなく日常生活にさまざまな不都合が生じます。一刻でも早く手続きを行い、再発行しなければなりません。

ここでは、車検証を紛失した時に探すべき場所や、再発行の流れを解説します。

車検証を紛失した時に探すべき場所

万が一、車検証を紛失した時は下記3つの場所を探してみてください。

コンビニなどのコピー機

車検証は本人確認資料として提出する機会もあります。その際、コンビニのコピー機に入れたまま退店した可能性も。

自宅のリビング

車検証に記載されている情報を記載するため、リビングや書斎に持ち出しませんでしたか？すでに探したかもしれませんが、念のためもう一度、確認しておきましょう。

ディーラーや整備工場

普段お世話になっているディーラーや整備工場が、ダッシュボードに車検証を入れ忘れた可能性も考えられます。このようなうっかりミスも起こり得るので、電話で問い合わせてみましょう。

車検証を紛失すると生じるリスク

車検証を紛失すると、主に下記2つのリスクが生じます。

法律違反で罰金が発生

車検証を不携帯のまま運転すると、道路運送車両法第66条1項の違反となります。減点のペナルティはありませんが、50万円以下の罰金が科せられます。

車検や廃車などの手続きができない

車検や廃車などの手続きには車検証が必要。そのため車検を更新できない、廃車できず自動車税が発生し続けるなどの不都合が生じます。また、自動車保険に加入することもできません。

車検証を再発行する方法

車検証を再発行する方法は2つあります。それぞれの詳細が次の通りです。

車検を受けた店舗に依頼する

一般的かつ確実な方法が、車検を受けた店舗に依頼すること。ディーラーや整備工場は車の各種手続きに精通しているため、車検証の再発行もスムーズに行えます。

ただし手続きに関する費用が発生します。店舗によって費用は異なりますが、自力で再発行するより短時間で済むことがメリットです。

管轄の運輸支局に行き自力で手続きする

管轄の運輸支局で再発行手続きすることも可能。必要書類に抜け漏れがなければ、30分〜1時間ほどで完了します。

しかし、営業時間が限られているので要注意。営業日時は年末年始（12月29日〜1月3日）を除く平日8時45分〜11時45分、13時〜16時が基本です。地域によって異なることもあるので、必ず公式ホームページなどでご確認ください。

軽自動車の車検証は再発行に要注意

軽自動車に乗っている方は、手続きの場所が運輸支局ではありません。軽自動車の車検証は、軽自動車検査協会で再発行の手続きを行います。また、申請書も普通自動車のものとは異なります。

とはいえ、案内に従って記述すれば問題ないので、心配しなくても大丈夫です。

車検証の再発行に必要な書類や費用、所要時間

車検証を再発行するにあたり、下記の書類が必要です。

・申請書（普通自動車）／OCR申請書第3号様式（軽自動車検査協会）
・手数料納付書
・印鑑（代理人の場合は委任状）
・理由書
・本人確認資料（運転免許書、マイナンバーカードなど）

自力で手続きする場合、必要な費用は再交付申請手数料の300円のみ。ディーラーなど店舗に依頼する場合は別途、費用がかかります。

また、再発行が完了するとその日のうちに、新しい車検証が交付されます。郵送には対応していません。ディーラーなどに依頼した場合は代わりに受け取ってくれるので、時間がない方はご検討ください。