車検費用の相場と内訳は?安く抑える5つのコツも紹介
まとまった額が必要になる車検。10万円を超えることも多いので、できるだけ安く抑えたいですよね。
この記事では、スーパー整備工場の「ラチェットモンキー」が車検費用の相場や節約するコツを紹介します。
車検を間近に控えている方は、ぜひ参考にしてください。
車検費用の相場はいくら?車種別の目安を確認
車検費用は車種によって大きく異なります。車種ごとの車検費用の目安が下記のとおり。
車種区分 | 車検費用の相場 | 車種例 |
---|---|---|
軽自動車 | 6万〜12万円 | N-BOX、ハスラー、ジムニーなど |
小型乗用自動車 (5ナンバー) |
7万〜15万円 | フィット、アクア、ノートなど |
普通乗用自動車 (3ナンバー) |
10万〜20万円 | プリウス、ステップワゴン、セレナなど |
軽自動車とは排気量660cc以下の車で、N-BOXやハスラー、ジムニーなどが該当。車検費用は6万〜12万円が相場です。
小型乗用自動車(5ナンバー)は排気量2,000cc以下の車で、フィットやアクア、ノートなどが該当。車検費用は7万〜15万円が相場です。
普通乗用自動車(3ナンバー)は排気量2,001cc以上の車で、プリウスやステップワゴン、セレナなどが該当。車検費用は10万〜20万円が相場です。
このように車検費用は、車種(サイズ・排気量)によって差があります。また、年式や依頼先によっても変わってくるので事前に見積もりを取っておくと安心です。
車の年式や依頼先によって車検費用は変わる
乗っている車の年式が古いほど、車検費用に含まれる「自動車重量税」が高くなります。新車登録から13年が経過すると約40%、18年が経過すると約54%高くなります。
自動車重量税の増額幅をまとめたので、見ていきましょう。
重量 | 13年未満 | 13年以上 | 18年以上 |
---|---|---|---|
軽自動車 | 6,600円 | 8,200円 | 8,800円 |
〜500kg以下 | 8,200円 | 11,400円 | 12,600円 |
501kg〜1,000kg以下 | 16,400円 | 22,800円 | 25,200円 |
1,001kg〜1,500kg以下 | 24,600円 | 34,200円 | 37,800円 |
1,501kg〜2,000kg以下 | 32,800円 | 45,600円 | 50,400円 |
なお、エコカー減税が適用されれば軽減措置を受けられます。また、車の年式は車検証で確認できます。「初年度登録年月」が年式に該当するので、間違えないよう注意しましょう。
車検費用の内訳とは?
車検費用は複数の項目で構成されています。内訳をまとめると以下のようになります。
・法定費用(自動車重量税、自賠責保険料、印紙代)
・車検基本料(24ヶ月点検、代行手数料)
・部品交換代金
それぞれの詳細を解説していくので、参考にしてください。
法定費用
法定費用は自動車重量税、自賠責保険、印紙代(検査手数料)を合計したもの。車種や年式で決まる費用なので、どこで車検を受けても同じ額になります。
●自動車重量税
自動車重量税は、初年度登録からの経過年数(年式)などによって決まる税金。軽自動車は一律、それ以外は500kgごとに税額が高くなります。
●自賠責保険
自賠責保険は加入が義務付けられている強制保険で、対人への損害を補償するものです。次回車検までの期間分をまとめて支払う形になっており、費用は下記のとおり。
・軽自動車→19,730円
・普通自動車→20,010円
●検査手数料(印紙代)
車検を受けるにあたって、手数料を支払う必要があります。現金ではなく印紙で支払う形で、費用は下記のとおり。
車種 | 指定工場での費用 | 認定工場での費用 |
---|---|---|
軽自動車 | 1,100円 | 1,400円 |
小型乗用自動車 (5ナンバー) |
1,200円 | 1,800円 |
普通乗用自動車 (3ナンバー) |
1,200円 | 1,800円 |
車検基本料
車検基本料は法定費用のように一律ではなく、店舗によって費用が異なります。ディーラーは検査を細かく丁寧に行うため費用が高い傾向、車検専門店やカー用品店は検査項目が最低限で費用が低い傾向です。費用が低い=検査が雑というわけではないので、ご安心ください。
なお、車検基本料に含まれる項目は以下の2つ。
・24ヶ月点検
・車検代行手数料
それぞれの概要を見ていきましょう。
●24ヶ月点検
24ヶ月点検とは法律で義務付けられているもので、チェック項目が56あります。似たような点検に「12ヶ月点検」がありますが、両者の違いは次の通り。
・24ヶ月点検→全56項目
・12ヶ月点検→全26項目
24ヶ月点検の方が細かく確認を行います。
●車検代行手数料
事務手数料とも呼ばれており、各種登録手続きを行うスタッフさんの人件費のようなもの。ユーザー車検を利用すれば手数料を節約できますが、すべての手続きを自分で行うため手間が生じます。
部品交換代金
24ヶ月点検を実施し、車体や部品に異常が見つかった場合は交換作業が必要になります。異常がなければ省略されますが、年式の古い車に乗っている場合などは要注意。劣化や消耗が進んでいる可能性があるので、部品交換が生じるかもしれないと考えておきましょう。
車検費用を少しでも安くするコツとは?
高額な出費が生じる車検ですが、以下のコツを意識することで安く抑えられます。
・相見積もりを取る
・キャンペーンを活用する
・部品交換は中古やリビルト品にする
・メンテナンスをこまめにする
・自分で車検を行う(ユーザー車検)
それでは、コツの詳細を見ていきましょう。
相見積もりを取る
ディーラーはもちろん、ガソリンスタンドやカー用品店なども車検を受け付けています。業者によって車検費用や内容が異なるので、相見積もりを取るとよいでしょう。
その際、不明点や質問があれば遠慮なく聞いてください。スタッフさんの性格や接客の質も確認できるので、一石二鳥です。
キャンペーンを活用する
キャンペーンはさまざまな店舗が実施しています。中には抽選のキャンペーンもありますが、期間中に予約すれば1,000円〜2,000円ほど車検費用が安くなります。
キャンペーンの情報は店舗のホームページやSNSで確認できるので、こまめに確認しておきましょう。
交換部品は中古やリビルト品にする
部品交換が必要な場合は、中古やリビルト品にすることで節約できます。中古品は、解体した車から取り外したもの。リビルト品は中古品と似ていますが、分解・洗浄しオーバーホールしたものです。
両者とも使用済みなので、新品と比べて安く手に入ります。
メンテンスをこまめにする
日頃からこまめにメンテナンスしておけば、車検時の追加整備や部品交換の手間を省けます。一定距離を走行したらエンジンオイルを交換する、1年に1回はワイパーゴムを交換するなどが例としてあげられます。
自分で車検を行う(ユーザー車検)
自分で車検を行う「ユーザー車検」を利用すれば、費用を安く抑えられます。ただし申込みや検査の対応をすべて自分で行うので、手間が生じます。代車も使えないため、日常的に車を使う方は不便に感じるかもしれません。
香川県高松市で車検をお考えならラチェットモンキーにご相談ください
車種や年式によって費用は上下しますが、10万円を超えることも多い車検。整備箇所が多い、部品交換が必要など追加費用が生じると15万円〜20万円ほどになるケースも。
少しでも車検費用を安く抑えたいとお考えの方はぜひ、スーパー整備工場のラチェットモンキーまでご相談ください。
お客様の予算やスケジュールに合わせた最適な提案をさせていただきます。各種割引なども用意しているので、まずはお気軽にお問い合わせください。
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2022.03.21│車検