13年落ちの車に乗り続けるリスクとは？車検か買い替えか迷った時の判断基準

愛車を13年以上も乗り続けていると、そろそろ買い替えの時期だと思うでしょう。実際に車の買い替えは13年目が節目だと言われています。それではなぜ買い替えは13年目がいいのでしょうか。あるいは、13年越えの車はもう売れないのでしょうか。
ここでは、スーパー整備工場のラチェットモンキーが、13年落ちの車に乗り続けるリスクや買い替える方法などを詳しくご紹介します。

13年を超えた車は自動車税・自動車重量税が高くなる

車両登録から13年が経過すると、自動車税および自動車重量税が高くなります。なお、それぞれの税額を詳しく見てみましょう。

自動車税の額

自動車税額.png 自動車税は新車登録から13年が経過すると約5,000円ほど高くなります。なお、ハイブリッド車や電気自動車は重課されません。
また、2019年10月以降に新車登録をした普通車は上記の表より税額が低くなっています。

自動車重量税の額

自動車税重量税は13年・18年を超えたタイミングで重課されます。自動車重量税額.png ※エコカー減税の対象者は課税額が異なる
新車登録から13年が経過すると約40%、18年が経過するとさらに約10%の重課となります。

13年・18年を超えた車に乗り続けるリスク

状態がよければ13年・18年を超えた車に乗り続けることもできます。しかし、下記のようなリスクが伴うので注意しなければいけません。

・車検や修理費用が高くなる
・車の価値が下がる

それぞれ詳しく見ていきましょう。

車検や修理費用が高くなる

車検に含まれる法定費用には自賠責保険・自動車重量税・印紙代が含まれています。このうち「自動車重量税」は13年を経過するタイミングで重課されるので、それに伴い車検費用も高くなります。
また、年式が古い車はトラブルがつきもの。部品の消耗や劣化が進んでいるので、整備が必要になりやすいです。整備の頻度も多くなる可能性もあるので、費用がかさみがちなのです。

車の価値が下がる

車の価値は年式や走行距離に比例して下がっていきます。一般的に車の寿命は10年・10万kmと言われており、これを過ぎると買取額がつかない可能性も出てきます。
なお、例外としてクラシックカーや旧車があります。数十年以上前に製造された車やバイクのことで、状態がいいものは希少価値も高くなるのです。

13年を超えた車は買い替える？車検に出す？

税金や車検費用などが高くなる「13年落ち」という目安。次の車に買い替えるか、車検を通して乗り続けるか迷うかもしれません。

買い替えるなら車検前がおすすめ

もし次の車に買い替えるなら車検前がおすすめ。13年落ちの車は車検だけでなく、追加整備の費用も生じる可能性があるからです。
車検期日までに余裕があるなら一度、無料査定を活用するといいでしょう。愛車の買取価格を無料で把握できるので、買い替えるかどうかの判断基準にもなります。

車の状態がよく問題なく走行できるなら車検を検討

世の中には走行距離が15万km以上の車もあるので、車体や部品の状態がよければ車検を通すのも選択肢の一つです。定期的にメンテナンスを受けなければいけませんが、今の車に愛着がある方は検討してみましょう。

判断に迷ったら専門店に相談を

自分での判断が難しい場合は、ディーラーや販売店に相談するのも効果的です。いつも利用している場所はもちろん、雑誌やネットで気になる車を見つけ、その店舗に足を運んでも構いません。

13年を超えた車を買い替える方法

13年を超えた車を買い替える方法は主に2つあります。
・ディーラーに下取りしてもらう
・中古車業者に買い取ってもらう

それぞれ詳しく見ていきます。

ディーラーに下取りしてもらう

下取りとは、いま乗っている車の売却と次に乗る車の購入を同時にすること。同じ店舗ですべての手続きを完結できまずが、13年落ちの車は下取り価格がつかない可能性もあります。

中古車業者に買い取ってもらう

次に乗る車を他の店舗で買いたい場合などは、中古車業者に買い取ってもらいましょう。業者によって査定額は異なるので、複数の店舗から見積もりをもらい比較することをおすすめします。

まとめ

日本車は性能が高いと言われているので、年式が13年・18年を超えても走行できます。しかし税金や車検、整備費用が高くなったり、査定時の価値が下がったりなどのデメリットもあります。
13年を超える前に一度、販売店で買取査定を受けてみるとよいでしょう。
香川県内にお住まいの方であれば、スーパー整備工場のラチェットモンキーまでご相談ください。県内ならどこでも無料で出張査定に伺い、キャンセル時の費用もいただきません。