車検を初めて受ける人へ！書類などの必要なものをまとめました

定期的に受けなければならない車検。ディーラーや専門店に連絡すれば受け付けてもらえますが、必要な持ち物があります。

ここでは、スーパー整備工場の「ラチェットモンキー」が車検に必要な持ち物を詳しく解説。

ディーラー車検（専門店含む）・ユーザー車検で持ち物が異なるので、事前に必ずご確認ください。

車検に必要な書類や持ち物一覧

車検を受ける際は下記の書類や持ち物が必要です。

・車検証
・自動車税納税証明書（継続検査用）
・自賠責保険証明書
・印鑑
・ロックナットアダプター
・車検費用

必要書類に漏れがあると車検を受け付けてもらえないので、くれぐれもお気をつけください。続いて、それぞれの概要を見ていきましょう。

車検証

車検証（自動車検査証）は、車が保安基準を満たしていることを証明する書類。購入時にもらい、車検ごとに更新されます。また、運転時の携行が義務付けられているため、ダッシュボードに保管することが一般的です。

自動車税納税証明書（継続検査用）

自動車税納税証明書は、自動車税を納めたことを証明する書類。毎年5月頃に届くので、納税後は必ず保管しておきましょう。

なお、車検証のように携行の義務はありません。紛失しやすい書類なので、もし手元にない場合は早めに再発行しておくと安心です。各都道府県の自動車税管理事務所、もしくは税事務所で再発行できます。

自賠責保険証明書

自賠責保険は強制保険とも呼ばれています。証明書は車検証と同じく携行義務があるため、車のダッシュボードに保管していることが一般的。

もし紛失した場合は、加入している保険会社に連絡して再発行を行いましょう。

印鑑

持っていく印鑑は認印でも構いません。車検時は押印する場面が複数あるので、忘れず持っていきましょう。

車検費用

業者によってはクレジットカード払いにも対応していますが、現金を用意しておく方が安心です。車の状態によっては追加整備や部品交換が生じるので、見積もりより少し多めに用意するとよいでしょう。

ロックナットアダプター

ロックナットとは、ホイールの盗難を防止するために装着するもの。それを取り外す道具がロックナットアダプターです。

ホイールの調整が必要になった場合、ロックナットアダプターがないと取り外せません。念のため持っていくとよいでしょう。

必要書類が手元にない場合は再発行を

必要書類が手元にない場合は、早めに再発行手続きを行いましょう。書類ごとの手続き場所や再発行に必要な持ち物をまとめました。

書類の種類	手続き場所	必要な持ち物
車検証	・ディーラー・代行業者	・申請書・手数料納付書・印鑑・本人確認書類
自動車税納税証明書	・自動車税管理事務所・税事務所	・車検証・納税時の領収証・印鑑・本人確認書類
自賠責保険証明書	・保険会社	・車検証・印鑑・本人確認書類・申請書

必要書類の漏れがないよう、車検を受ける前に準備しておきましょう。

必要な持ち物は依頼先によって異なる

車検を行っている業者は複数あります。持ち物はほとんど共通していますが、場合によって一部異なることもあります。

ディーラーや車検専門店に依頼する場合、ユーザー車検を利用する場合それぞれの持ち物を見ていきましょう。

ディーラーなどに依頼する場合

ディーラーや車検専門店、整備工場、ガソリンスタンドで車検を受ける場合に必要な持ち物が下記のとおり。

・車検証
・自動車税納税証明書（継続検査用）
・自賠責保険証明書
・印鑑
・ロックナットアダプター
・車検費用

ただし車検費用は業者によって異なるので、見積もりをもらって確認しましょう。

ユーザー車検を利用する場合

ユーザー車検は必要な持ち物が多くなっています。

・車検証
・自動車税納税証明書（継続検査用）
・自賠責保険証明書（新旧2枚分）
・定期点検整備記録簿（法定点検が終わっている場合）
・自動車重量税納付書
・継続検査申請書
・印鑑
・ロックナットアダプター
・車検費用

なおユーザー車検の場合、費用は印紙や証紙で支払う形になります。