【決定版】車検証の住所変更の手順を説明します
引っ越しは様々な手続きが必要になるイベント。運転免許証はもちろん、車を所有している方は車検証の住所変更が必要です。 ここでは、スーパー整備工場のラチェットモンキーが車検証の住所変更について詳しくご紹介。手続きの流れや忘れた時に生じる罰則などをまとめたので、ぜひ参考にしてください。
引っ越して居住地が変わったら住所変更手続きを!
引っ越して居住地が変わった場合、早急に住所変更の手続きを進めなければなりません。車を運転するにあたり、住所変更が必要なものをまとめたので確認していきましょう。
車検証
車検証の住所変更は15日以内に行いましょう。法律によって期限が定められており、違反すると50万円以下の罰金が科せられます。なお、変更手続きには1ヵ月以内に発行した車庫証明書が必要なので、忘れず持参しましょう。
運転免許証
運転免許証の住所変更は管轄内の警察署、もしくは免許センターで行います。忘れていると免許更新の案内が旧住所に届くため、手続きが間に合わず失効する可能性があります。住所変更には住民票と、場合によっては顔写真が必要なので事前に確認しておきましょう。
車庫証明書
車庫証明書も車検証と同じく、15日以内に住所変更を行わなければなりません。違反すると10万円以下の罰金が科せられます。手続きは管轄の警察署に行き、下記の記入をします。
- ・保管場所標章交付申請書
- ・保管場所の所在地、配置図
- ・保管場所使用権原疎明証明書(所有地に保管する場合)
- ・保管場所使用承諾証明書(貸し駐車場に保管する場合)
- ・使用者の拠点が分かる書類(公共料金の領収書など)
書類を提出し数日すると発行されます。
自動車税納税通知書
自動車納税通知書は自宅に届きます。そのため住所変更の手続きをしないと通知書が届かず、滞納や延滞金などの可能性があります。なので引っ越したら自治体(都道府県)のホームページなどを見て、手続きの方法を確認しましょう。 「地域名+自動車税納税通知書+住所変更」などの単語で検索すると良いです。
自賠責保険
自賠責保険も住所変更の手続きをしないと、契約更新などの案内が届きません。保険会社もしくは車を購入した店舗に連絡し、住所変更をしたい旨を伝えましょう。
車検証の住所変更を行わないとどうなる?
車検証の住所変更を行わないと、さまざまな不都合が生じます。主な不都合とそれぞれの詳細をまとめたので、確認していきましょう。
納税通知書が届かない
自動車税納税通知書は、車検証に記載されている住所に届きます。そのため、住所変更を忘れていると今の住居に届きません。納税に間に合わず延滞金が生じたり、車を売却できなかったりと問題が生じてしまいます。
自賠責保険が適用されない
自賠責保険には個人情報のほか、車台番号が登録されます。これによって利用者の情報を管理するため、住所変更は不要のように思えます。しかし、自宅と車検証の住所が異なると、自賠責保険が適用できない可能性があります。
罰金を科せられる
道路運送車両法の第十二条には下記の記述があります。 自動車の所有者は、登録されている型式、車台番号、原動機の型式、所有者の氏名若しくは名称若しくは住所又は使用の本拠の位置に変更があつたときは、その事由があつた日から十五日以内に、国土交通大臣の行う変更登録の申請をしなければならない。ただし、次条の規定による移転登録又は第十五条の規定による永久抹消登録の申請をすべき場合は、この限りでない。 引っ越して居住地が変わった場合、15日以内に変更してくださいという内容です。期限を過ぎると違反となり、50万円以下の罰金を科せられます。
同じ市内への引っ越しも住所変更が必要?
同じ市内への引っ越しでも、郵便番号や番地が今と変わります。そのため、どれほど短い距離でも引っ越した場合は住所変更が必要です。
車検証の住所変更はどこで行う?
車検証の住所変更は、所定の場所で行います。場所によって営業時間や定休日が異なるので、事前に確認しておきましょう。
陸運局や軽自動車協会に行き自力で行う
ご自身で手続きする場合は、普通自動車なら運輸支局、軽自動車なら軽自動車協会に行きます。原則、平日のみの営業です。 土日休みの方は足を運ぶことが困難ですが、その場合はディーラーや専門業者に依頼するとよいでしょう。
ディーラーや専門業者に代行依頼する
ディーラーや専門業者に代行依頼する場合、委任状が必要です。(軽自動車の場合は申請依頼書) 委任状はインターネット上にあるテンプレートをダウンロードする、もしくは自作しても問題ありません。店舗が準備していることも多いので、事前にご確認ください。
必要な持ち物
車検証の住所変更に必要な持ち物が下記の通り。
- ・車検証
- ・印鑑
- ・ナンバープレート
- ・車庫証明書(発行から1ヵ月以内のもの)
- ・住民票(発行から3ヵ月以内のもの)
- ・申請書
- ・手数料納付書
- ・自動車税申告書
- ・自動車取得税申告書
車検証や印鑑、ナンバープレートは自宅にあるのですぐ準備できます。住民票は役所で、車庫証明書は警察署で発行。 申請書や手数料納付書、自動車税申告書、自動車取得税申告書は運輸支局や軽自動車協会で発行してもらいましょう。
車検証の住所変更に必要な費用
車検証の住所変更には費用がかかります。手続きおよび発行にかかる費用が以下の通りです。
- ・変更登録手数料→350円
- ・住民票の発行→300円前後
- ・車庫証明書の発行→2,500円前後
お住まいの地域によって発行手数料が異なるので、自治体や警察署のホームページなどでご確認ください。
ナンバープレート交換費用が必要なことも
他県に引っ越した場合などは、ナンバープレートの交換費用も必要です。費用は1,500円ほどですが、希望ナンバーや図柄ナンバーは通常より高価になっています。
まとめ
引っ越しを終えたら15日以内に車検証の住所変更を行いましょう。法律で定められているので、忘れていると違反となり罰金などが科せられます。 車検証の住所変更やその他の手続きなど、お困り事があれば、スーパー整備工場のラチェットモンキーまでご相談ください。手続きの代行はもちろん車検も受け付けております。
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2023.03.09│車検