車検証なしでも廃車にできる？必要な手続きや注意点を徹底解説

車検証は車の様々な手続きに欠かせない書類です。しかし廃車にする際は必要なのか迷うかもしれません。
この記事では、スーパー整備工場の「ラチェットモンキー」が廃車手続きにおける車検証の必要性を詳しく解説します。これから廃車にする予定がある方は、ぜひ参考にしてください。

廃車にする時は車検証が必要？

廃車手続きを進めるにあたって、車検証は必要書類の一つ。そのため車検証を持参しないと、廃車手続きができません。
また、車検証が手元にない状態で運転すると処罰の対象になり、罰則を科せられる可能性があります。

車検証がないと処罰の対象に

一般的に車検証は、車のダッシュボードに保管することが多いでしょう。しかし車検証を不携帯、もしくは紛失した状態で公道を走行すると「道路運送車両法違反」に該当します。
内容は最大50万円以下の罰金で、前科がつく恐れもあります。なお、違反点数は加算されません。
しかし運転だけでなく、廃車など様々な手続きに支障をきたすので、紛失した場合は直ちに再発行しましょう。

車検証を再発行する手順

車検証の再発行は、車検の店舗に依頼するか、管轄の運輸支局で手続きを進めます。ただし、軽自動車の場合は軽自動車検査協会に行く必要があるので注意してください。

車検証を再発行する手順などはこちらの記事で詳しく解説しています。
車検証を紛失！再発行の方法や必要書類を解説

ナンバープレートもない時はどうすればいい？

廃車手続きにはナンバープレートも必要です。余程の事情がない限り、ナンバープレートを紛失することはありません。しかし下記のようなトラブルが原因で、ナンバープレートがなくなる可能性もあります。

1.盗難被害に遭った場合
2.洪水などで紛失した場合
3.車検証とナンバープレートの両方がない場合
補足.軽自動車の場合

それぞれのケースにおける対処法を詳しく見ていきましょう。

1.盗難被害に遭った場合

ナンバープレートの盗難被害は少なくありません。もしナンバープレートを盗難された、もしくは紛失した場合は最寄りの警察署に相談しましょう。
盗難届や紛失届を提出すると、受理票が発行されます。それを持参し運輸支局へ行くと、理由書を作成するよう案内があります。
必要書類を提出すれば、ナンバープレートがなくても廃車手続きを進めることができます。

2.洪水などで紛失した場合

大雨による洪水被害に遭い、ナンバープレートを紛失する可能性もあります。このような場合は最寄りの消防局もしくは市区町村区役所へ行き、罹災証明書を発行しましょう。
罹災証明書と車検証があれば、廃車手続きを進めることができます。

3.車検証とナンバープレートの両方がない場合

両方がない場合は、まず車検証の再発行を行います。手元に車検証が準備でき次第、運輸支局で理由書とあわせて提出しましょう。

補足.軽自動車の場合

ナンバープレートのない軽自動車を廃車する場合、普通車と手続きが異なります。軽自動車の廃車には「車両番号標未処分理由書」が必要です。テンプレートをダウンロードし、必要事項を記入のうえ、軽自動車検査協会に提出しましょう。

車検証なしでも廃車にする方法

車検証なしで廃車にしたい場合、専門業者に依頼するのがおすすめです。廃車買取に対応している業者であれば、様々な手続きを代行してくれます。
なお、当社「ラチェットモンキー」は廃車や不動車など、どのようなお車でも最低0円以上で買い取らせていただきます。

廃車手続きが完了すると「廃車証明書」が発行される

廃車証明書は登録事項等証明書・登録識別情報等通知書・自動車検査証返納証明の3種類あります。
手続きが完了するとこれらの廃車証明書が発行され、自賠責保険や任意保険の解約時などに提出します。
もし手元にない、届いていない場合などは、廃車を依頼した業者へお問い合わせください。

まとめ

廃車手続きには車検証やナンバープレートが必要です。再発行の方法や手続きについてご不明点があれば、スーパー整備工場のラチェットモンキーまでご相談ください。
香川県内であればどこでも出頭査定にお伺いし、走行できない車でもお引取りいたします。買取額が5万円以上ならガソリン値引きなどの特典もありますので、ぜひご利用ください。