不動車がお金になる!買い取ってもらうまでの手順について
愛車が動かなくなった場合、廃車にしようと思うかもしれません。しかし買取業者に依頼すれば、不動車がお金になる可能性も。
ここでは、スーパー整備工場のラチェットモンキーが不動車を買い取ってもらう手順を詳しく解説します。少しでも高く売るコツも紹介しているので、ぜひ参考にしてください。
動かない車(不動車)とは?
自走できない車を不動車といい、主な種類は4つあります。
・エンジンがかからない
・バッテリー切れ
・故障で動かない
・車検切れ
それぞれ詳しく見ていきましょう。
エンジンがかからない
ガス欠やバッテリーのトラブルにより、エンジンがかからないこともあります。ガソリンを入れたりバッテリーを充電したりすれば解決しますが、エンジン本体が故障した場合は大がかりな修理が必要になります。
バッテリー切れ
バッテリーの寿命は2〜3年ほどが目安。日頃の走行距離や環境によって前後するものの、交換せず使い続けると突然エンジンがかからなくなることもあります。
故障で動かない
車は多くのパーツによって構成されています。エンジンに直結するパーツとしては、セルモーターやオルタネーターがあります。このようなパーツの故障や、電気系統のトラブルも原因として考えられます。
車検切れ
車検が切れていると、公道を走行できません。車検を取り直せば問題ないものの、仮ナンバーを取得する、レッカーを手配するなどして業者に持っていかなければいけません。
不動車を買い取ってもらう手順
不動車をそのまま放っておくと税金だけが掛かってしまい、無駄なお金が消えていきます。長年使い続けてきた車を手放すのは惜しいかもしれませんが、出来るだけ早く廃車の手続きをしましょう。
必要な書類を準備する
廃車の手順として、まず以下のような書類を準備しましょう。
・自動車検査証の原本
・3ヵ月以内の印鑑証明書
・印鑑証明書と同じ実印
・自賠責保険の原本
・免許証のコピー
自動車検査証とは、いわゆる車検証のことです。コピーではいけません。 軽自動車の場合は印鑑証明書を用意する必要はなく、実印ではなくても認印で結構です。
廃車買取業者を探す
永久抹消登録は、本人でも行うことが出来ます。しかし、今回の目的は不動車を買取してもらうことです。 自分で廃車手続きをすると、たしかに手数料を払う必要はないので費用を最小限に抑えることができますが、不動車を買取してもらうチャンスをみすみす逃すことになります。
そして何よりも永久抹消登録の手順は難しく、素人には面倒でしょう。それならば、廃車手続きはプロに任せた方がいいのです。 そのためにインターネット等で廃車業者を探しましょう。この際、廃車専門の業者でなくても構いません。車検や整備などを一緒に請け負っている業者でも良心的な価格で不動車を買取してくれる店はあります。
レッカー代がかからない業者に依頼する
自走できる車ならば店へ運転して行って買取してもらえばいいのですが、不動車ではそうもいきません。レッカー車を手配する必要があります。しかし、レッカー代は馬鹿になりません。買取金額よりも高くつく可能性があります。
それならば、レッカー代不要で出張買取してもらえる業者を探してみましょう。出張での無料見積もりでも有難い話なのに、そんな上手い話は無いと思うかも知れません。 しかし探してみると、そんな良心的な業者もあるものです。僥倖かも知れませんが、諦めずに探してみてください。
不動車でも買い取ってもらえる理由とは?
故障や車検切れなどで動かない車も、業者に依頼すれば買い取ってもらえます。車の状態によって価格は上下しますが、見積もりは無料でもらえるので複数社を比較するといいでしょう。
また、不動車でも買い取ってもらえる理由は3つあげられます。
・ボディやパーツの素材は再利用できる
・修理して再販できる
・海外向けに販売する
それぞれの詳細を解説していきます。
ボティやパーツの素材は再利用できる
解体した車は再利用されます。例えばボディは大半は金属でできており、それらをリサイクルしたり別の業者へ引き渡したりします。
また、取り外したパーツは整備・点検されリビルト品として使われることも。新品と比べて安価なので、一定の需要があるのです。
修理して再販できる
まだ走行できる車であれば、修理して再販されます。廃車になった車がすべて再販されるわけではありませんが、中には中古車としての価値が見込めるものもあります。
海外向けに販売する
「日本車は壊れにくい」と言われているため、海外での需要が高いです。特にハイエースやランドクルーザーなど、積載量が多く悪路でも走行できる大型車が人気です。
不動車の買取価格の相場
不動車の買取価格は状態によって上下します。例えば車検が切れているものの状態がいい車は10万前後での買取が期待できます。自走できず状態も悪い場合は1万円以下になることも。
ここでは、状態別の買取価格の相場を見ていきましょう。
車検が切れているが状態はいい
車検切れの車は再取得すれば公道を走行できます。人気のある車種や年式が新しいクルマであれば、10万円以上で買い取ってもらえる可能性もあるでしょう。
しかし、何もせず放置していると劣化が進み査定においてマイナス評価になる恐れが。なので、1日でも早く業者へ相談することをおすすめします。
自走できるが走行距離が10万キロを越えている
車の寿命の目安に、走行距離10万〜15万キロという数字があります。整備をすれば走行できますが、査定額は低くなる傾向で数千円ほどが相場です。なお、査定額がつかないこともあります。
自走できず状態も悪い
故障により自走できず、車の状態の場合は買取価格がつきにくいでしょう。自分で廃車処分にすると費用がかかりますが、買取業者に依頼すれば無料で引き取ってもらえます。
不動車を高く売るためのコツ
不動車を少しでも売るためには、下記5つのコツを意識しましょう。
・複数の買取業者に査定してもらう
・車の掃除をしておく
・パーツやオプションなどをアピールする
・レッカー代の有無を確認する
・同年3月までに廃車手続きを済ませる
それぞれ詳しく解説します。
複数の買取業者に査定してもらう
不動車の買取はさまざまな業者が対応しています。見積もりは原則無料でもらえるので、複数社に依頼し比較することがおすすめ。できれば2〜3社から見積もりをもらうといいでしょう。
車の掃除をしておく
車の見た目は評価に影響するので、できる限り掃除をすることが好ましいです、座席のすき間や下部など目立たないところの掃除はもちろん、消臭も忘れてはいけません。
パーツやオプションなどをアピールする
査定はプロのスタッフが進めますが、見落としている箇所があるかもしれません。純正パーツやオプションをつけている、市場の人気が高い車種である場合などは積極的にアピールしましょう。
レッカー代の有無を確認する
自走できない場合、レッカーを用いて運ばなければなりません。レッカー代の有無や費用は業者ごとに異なるので、事前に必ず確認しましょう。
同年3月までに廃車手続きを済ませる
廃車手続きが完了すると、自動車税と自賠責保険の還付を受け取れます。4月の新年度を迎えると支払い義務が生じるため、その前に手続きを終えたいところ。なお、還付金は手続き完了から約2ヶ月後に振り込まれます。
不動車の買取についてよくある質問
不動車の買取について、よくある質問と回答をまとめました。
どんな車でも10万円以上で買い取ってくれる業者はありますか?
車検が残っている、年式が新しい、走行距離が短いなど車の状態がよければ、買取価格が10万円以上になる可能性はあります。
しかし、廃車せざるを得ないような場合は買取価格がつかないことも。
そのため、どんな車でも10万円で買い取ってくれる業者はないと言えるでしょう。
不動車はどのように運べばいいですか?
仮ナンバーを取得する、レッカーを手配するなどの方法があげられます。簡単なのはレッカーの手配ですが費用が生じます。
処分を検討している方は、レッカー代無料の業者に依頼するといいでしょう。
不動車を放置しておくデメリットはありますか?
自動車税や自賠責保険などが発生するため、支払わなければいけません。駐車場を契約している場合は、その費用もあるでしょう。
出費がかさんでしまうので、1日でも早く廃車手続きを進めることをおすすめします。
まとめ
香川県在住の方なら、ラチェットモンキーでの不動車買取をおすすめします。ラチェットモンキーは香川県内で3店舗を展開し、県内なら無料出張見積もり、さらにレッカー代不要で出張買取します。
善は急げ、時間が経てば経つほど無駄な税金がかかってしまうので、1日でも早く不動車は買取してもらいましょう。
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2023.10.24│廃車