車のドアの修理費用はいくら？交換が必要な基準も解説

長く車に乗っていると、いつの間にかドアに傷がつくこともあります。目立たない傷ならあまり気になりませんが、程度によっては早急な修理が必要です。

ここでは、スーパー整備工場の「ラチェットモンキー」がドアの修理について詳しく解説。

修理費用の相場や交換が必要な基準などをまとめているので、ぜひ参考にしてください。

車のドアの修理費用はいくら？

車の修理費用は傷の度合いによって異なります。ドアに小さな傷がついた程度なら数千円ほどで済むこともあります。しかし範囲が広く深い、バンパーやボンネットも傷ついていると高額になる可能性も。

ここからは、ケース別の修理費用の相場を見ていきましょう。

擦ってできる「ひっかき傷」の場合

ポールやブロック塀に擦って、ひっかき傷ができてしまった。ディーラーや整備工場に依頼すると20,000円前後の費用がかかりますが、自分で直せば安く済みます。

この時に役立つアイテムがタッチペンやスプレーなど、カー用品店に行けば1,000円〜2,000円ほどで購入できるので、業者に依頼するより安く修理できます。

とはいえDIYでの修理なので、見栄えが悪くなる恐れも。仕上がりを重視したい方は、プロに依頼するとよいでしょう。

えくぼのような「小さいへこみ」の場合

えくぼのような小さいへこみも、修理費用の相場は20,000円前後。へこんでしまうと自力で直すことは難しいので、業者に依頼する方が安心です。

自力での修理ができない「大きいへこみ」の場合

強くぶつかってしまい大きいへこみができると、修理費用は高額になる傾向。板金修理のほか塗装も必要になると、50,000円前後になります。

また、大きい傷は自力で直すことが困難。カー用品店に売られている道具では直せないので、最寄りの整備工場やディーラーに修理を依頼しましょう。

ディーラーに依頼すると修理費用が高くなる？

ディーラーは確かに修理費用が高くなりがちです。というのもディーラーは正規パーツを使って修理を行うので、整備工場に比べると高額になります。

しかし反面、サービスが充実しており品質もよいので、お世話になっているディーラーがあればまずは相談してみましょう。

ドアの傷を修理せず放置しているとどうなる？

小さく目立たない傷であれば、放置しても大きな問題は生じません。しかし塗装下地が見えるほどの傷を放置していると、サビや腐食が進んでしまいます。

進むにつれ車の見栄えが悪くなるだけでなく、ドア内部にある電気部品に不具合が起こることもあります。

なのでドアに傷ができたら、まずは最寄りの整備工場やカー用品店で確認してもらうとよいでしょう。