廃車手続きに住民票は必要?準備しなければいけない場面を紹介
車を廃車にする際はさまざまな書類が必要。場合によっては住民票も準備しなければなりません。
ここでは、スーパー整備工場の「ラチェットモンキー」が、どのような時に住民票が必要になるのか詳しく紹介。
廃車の流れなどもまとめているので、ぜひ参考にしてください。
廃車の種類は2つある
廃車には「一時抹消」と「永久抹消」の2種類あります。それぞれの違いは次の通りです。
一時抹消登録
一時的に車の使用を中止する際、申請することで税金や保険費用を支払わずに済みます。例えば長期で海外出張に行く時などに活用します。
再び車を利用したい時は改めて申請すれば大丈夫。ただし車検が切れのまま運転すると罰則が科せられるので、注意してください。
永久抹消登録
もう車に乗らない、処分したいという場合は「永久抹消登録」を行います。手続きが完了したら、その車で公道を走ることはできません。
なお、一時抹消・永久抹消登録のより細かな違いや手続きの方法は、こちらの記事で解説しています。
参考:一時抹消登録と永久抹消登録の違いについて教えてください
廃車の際、基本的に住民票は不要
廃車手続きの際、基本的に住民票は不要です。ただし車検証や本人確認書類など、廃車に必要な持ち物がいくつかあるので、事前に確認しておきましょう。
なお、場合によっては住民票の提出を求められるケースもあります。
廃車の際に住民票が必要なケース
廃車の際に住民票が必要なケースが下記の2つ。
・引っ越して住所が変わった時
・氏名が変わった時
それぞれ詳しく解説していきます。
引っ越して住所が変わった時
引っ越して住所が変わると、車検証と住民票とで記載情報に違いが生じます。この場合、一時抹消・永久抹消いずれの手続きにおいても住民票が必要です。
注意点として、住民票は3ヵ月以内に発行されたものを準備してください。3ヵ月より前に発行された住民票は無効となります。
戸籍の附票が必要になる時もある
短期間で2回以上の引っ越しをしている場合は、転居の繋がりが確認できる複数枚の住民票、もしくは戸籍の附票が必要です。
戸籍の附票であれば1枚で過去の転居歴を把握できるので、市区町村区役所で発行してもらいましょう。
氏名が変わった時
結婚や相続などで車検証に記載されている氏名に違いが生じたら、住民票もしくは戸籍謄本が必要。なお、相続の場合は相続人全員の間柄が明記されていなければなりません。
廃車の際に必要な書類
廃車に必要な書類は以下の通りです。
永久抹消 | 一時抹消 |
---|---|
・自動車リサイクル券 ・車検証 ・前後のナンバープレート ・申請書 ・手数料納付書 ・実印 ・印鑑証明 ・自動車重量税還付申請書 |
・車検証 ・前後のナンバープレート ・申請書 ・手数料納付書 ・実印 ・印鑑証明 |
廃車手続きは最寄りの運輸支局、もしくは軽自動車協会で行いますが、平日しか受け付けていません。そのため、自分で行けない時は代理人に依頼してもよいでしょう。
代理人に廃車手続きを依頼する流れは、こちらの記事で詳しく解説しています。
参考:名義人以外が廃車することはできますか?
廃車手続きの流れ
「永久抹消登録」する際はまず。車を解体してくれる業者を探します。解体が完了するとナンバープレートなどが引き渡されるので、他の必要書類を揃えて運輸支局もしくは軽自動車協会へ向かいましょう。案内に従い手続が完了すれば、廃車は完了。
「一時抹消登録」する際も同じく、業者に依頼してナンバープレートを取り外してもらいます。その後は必要書類を揃えて運輸支局もしくは軽自動車協会に行き、一時抹消の手続きを進めましょう。
廃車のご相談はラチェットモンキーへ
住民票なしでも廃車にできますが、業者に依頼したり必要書類を揃えたりと手間が生じます。
もし廃車にお困りであれば、スーパー整備工場のラチェットモンキーまでご相談ください。廃車手続きの代行や車の引取など、お客様に合わせた対応をさせていただきます。
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2021.12.09│廃車