車検切れの車を再車検に出すには?申し込み方法や必要書類を紹介
車検切れの車を再び運転するには、再車検を受ける必要があります。 ここでは、スーパー整備工場のラチェットモンキーが再車検の方法について詳しく解説。 申し込み方法や必要書類、注意点などをまとめたので、ぜひ参考にしてください。
再車検の前にやっておくこと
「愛車の車検が切れていたから、再車検に出さないといけない」という時は、まず下記3つを確認しましょう。
車検の有効期限を確認
念のため、車検の有効期限を確認してください。ダッシュボードに保管してある車検証や、フロントガラスに貼ってある検査標章を見れば有効期限がわかります。 もし有効期限を1日でも過ぎていたら運転してはいけません。車検切れの車で公道を走ると、道路運送車両法第58条に抵触し、刑事罰および行政処分が科せられます。
自賠責保険の有効期限も確認
車検の有効期限とあわせて、自賠責保険の期限も確認してください。一般的に自賠責保険は、車検時に契約・更新することが多いです。 そのため車検切れの車は、自賠責保険の有効期限も切れている可能性が高いです。この状態で運転するとさらに重い処罰が下るので、絶対に運転してはいけません。
車検切れの通知は届く・届かないケースがある
車検の更新通知は満了日の1〜3ヵ月前に届くことが多いです。それまでに申し込まず車検が切れた場合、通知が届くケースと届かないケースがあります。 満了日に間に合わなかったのは自己責任。早急にディーラーや専門業者に連絡し、再車検を申し込みましょう。
車検切れの車を再車検に出す方法
車検切れの車を再車検に出す方法は3つあります。それぞれ詳しく見ていきましょう。
仮ナンバーを取得して業者に持ち込む
ご自身で仮ナンバーを取得すれば、運転して業者に持ち込めます。仮ナンバーは市区町村区役所の窓口で申請すれば取得できますが、下記の書類が必要です。
- ・車検証
- ・自賠責保険証明書
- ・身分証明書(運転免許証、マイナンバーカードなど)
- ・自動車臨時運行許可申請書
- ・印鑑
- ・手数料(700円ほど)
仮ナンバーの取得には自賠責保険証明書が必要なので、事前に加入もしくは更新しなければなりません。また、仮ナンバーの有効期限は5日間となっています。 もし自賠責保険の加入や更新を行う時間がなければ、引き取り車検を依頼しましょう。
引き取り車検を依頼する
引き取り車検とは、専門業者に車を取りに来てもらい、そのまま車検に出す方法です。仮ナンバーを取得せず車検に出せるので、忙しい方でも安心。 ただし引き取り手数料が生じることもあるので、事前に確認しましょう。
レッカーは依頼を断られることが多い
車を移動させる手段として、レッカーをイメージする人も多いでしょう。しかし、レッカーでの移動も「公道を走行している」と同じ扱いなのです。つまり原則、車検切れの車をレッカーで移動させることはできません。 もしレッカーで移動させる場合、仮ナンバーを取得する必要があります。
再車検に必要な書類や費用
再車検に必要な書類は通常の車検と同じです。ただし、車検を受けるには自賠責保険証明書が必要。そのため、事前に契約もしくは更新手続きを行わなければなりません。 また、仮ナンバーを取得したりレッカーを依頼したりすると、その分の費用がかかります。
- ・仮ナンバー取得→700円ほど
- ・レッカー依頼→基本料金10,000円〜15,000円+1kmあたり700円〜800円
レッカー費用は業者ごとに異なるので、依頼時に確認しましょう。
車検切れの車を再車検に出すとき覚えておきたいこと
車検切れの車を再車検に出すときは、以下の5点を覚えておくとよいです。
仮ナンバーの有効期限は延長できない
仮ナンバーの有効期限は土日祝日を含め5日で、延長することはできません。有効期限を過ぎて運転すると道路運送車両法違反となり、罰則を科せられます。
車検切れの車も自動車税が課せられる
車検切れで運転できない車でも、自動車税の納税義務があります。自動車税は、毎年4月の時点で所有されている全車両に対して課せられます。
自動車税を止めるには抹消登録を行う
再車検の必要がないとお考えなら、抹消登録の手続きを行いましょう。抹消登録すると自動車税の支払いが免除されます。なお、抹消登録は「一時」および「永久」の2種類あります。
気づかすに運転すると違反になる
車検が切れていることに気づかず公道を運転すると、罰則を科せられる恐れがあります。万が一、事故を起こし被害者が出ると多額の損害賠償が生じることも。
検査は「継続検査」の扱い
車検には「継続検査」と「新規検査」のいずれかが行われます。 「継続検査」はその名の通り、継続して今の車に乗る際、行われる検査。新車登録から2回目以降は継続検査となります。一方、「新規検査」は新車登録や、一時抹消登録の車を再登録する際に行われます。
まとめ
車検切れの車を車検に出す時、ご自身で運転して持ち込むのは厳禁。違法行為となり、罰金や減点など重い処罰が科せられます。 もし車検が切れている車の再車検をお考えなら、スーパー整備工場のラチェットモンキーまでご相談ください。土日祝日も車検に対応しており、最短30分で完了します。 早割などの特典もありますので、この機会にぜひご検討ください。
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2022.08.26│車検