軽自動車や普通車で異なるの?車検にかかる法定費用一覧
車検を受ける際にかかる費用には法定費用が必ず含まれていますが、その存在や内訳について正確に把握している人は意外に少ないものです。このページでは車検にかかる法定費用の一覧や、軽自動車と普通車で異なる点などについて説明します。車検費用を事前にある程度把握するためにも知っておいて損はないでしょう。
車検の法定費用とは?
車検にかかる費用の内訳は、大きく分けると法定費用と車検基本費用、部品交換費用の3種類になります。法定費用はその名の通り法で定められている費用で、次の3項目を指します。
★自動車重量税
★自動車損害賠償責任保険料
★印紙代
自動車重量税は自動車の区分や重量、経過年数に応じて決まる税金で、自動車損害賠償責任保険料は車を運転する人が必ず加入しなければならない、いわゆる強制保険の保険料です。印紙代は車検にかかる費用や手数料を収めるためのもので、自動車検査登録印紙と自動車審査証紙の2つがあります。
これら法定費用以外のいわゆる整備代金や定期点検料、代行手数料などが車検基本費用にあたり、ブレーキパッドやワイパーゴムなどの消耗品が部品交換費用としてかかってきます。
普通車と軽自動車で異なる法定費用
車検基本費用や部品交換費用は車の走行距離やコンディション、依頼する業者などによって金額が大きく変わることがあります。しかし法定費用については同じ車であればどこで車検を受けても変わらないため、あらかじめかかる費用を想定しておくことができます。軽自動車と普通車でかかる法定費用は異なるので、それぞれでいくらになるかを簡単に説明しましょう。
自動車重量税
平成24年(2012年)5月1日からの税制改正により、自動車重量税の課税額は軽自動車が1年ごとに3,300円、普通車が1年および車両重量0.5トンごとに4,100円となっています。また経年超過に対する重課税として、新規登録から13年を超えた車については軽自動車が4,100円で普通車が5,700円、18年を超えた車については軽自動車が4,400円で普通車が6,300円の課税額となります。
さらに国土交通省が定めている排出ガス基準や燃費基準などを満たすいわゆるエコカーについては、その環境性能に応じて25%から最大100%の免税となるエコカー減税が適用されます。
自動車損害賠償責任保険料
自賠責保険と略される自動車損害賠償責任保険は対人の交通事故を起こした場合の損害を補償する保険です。自賠責保険は車検の期間分加入する必要があるため、保険料は新規検査時に37ヶ月分、その後の継続検査時には24ヶ月分を支払うことになります。軽自動車の場合37ヶ月分が35,610円で24ヶ月分が25,070円、普通車は37ヶ月分が36,780円で24ヶ月分が25,830円となります。
印紙代
車検を実施する工場の種類には指定工場と認定工場の2つがあり、印紙代はそれぞれによって変わります。地方運輸局長の認証を受けた工場が認証工場で、認証工場のうち一定の基準を満たし指定自動車整備事業の指定を受けている工場を指定工場といいます。印紙代は指定工場の場合が一律1,100円で、認定工場の場合は普通乗用車である3ナンバー車が1,800円で小型乗用車である5ナンバー車が1,700円、軽自動車が1,400円となっています。
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車検の費用には法定費用と車検基本費用、部品交換費用の3つがあり、法定費用は自動車重量税と自動車損害賠償責任保険料、印紙代の3項目で構成されています。
車の区分と重量、経過年数に応じて決まる法定費用は基本的にどこで車検を受けても変わらないため、あらかじめ把握しておくことができます。車両本体価格や維持費が安いことで知られる軽自動車は、車検の法定費用についても普通車より安い点でメリットが大きいといえるでしょう。
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2022.08.16│車検